インチ分数計算機とは?
インチ分数計算機は、インチの小数として書かれた測定値を、最も近いインチ分数 — 巻尺や定規で使われる形式 — に変換し、同時にミリメートルに変換します。インペリアルの定規は、2分の1、4分の1、8分の1、16分の1、さらに細かい目盛りに分割されているため、0.3125 インチのような小数の読み取り値は、5/16 インチとして表現すればずっと使いやすくなります。
この計算機は2つの入力を使います。インチの小数値と精度(1/8、1/16、1/32、1/64 など、希望する最大の分母)です。その精度で最も近い目盛りに丸め、分数を最小の項に約分し、整数インチ部分を分離し、ミリメートルで等価の長さを表示します。
計算機はどのように動作しますか?
まず、小数値は選択した分数ステップの最も近い倍数に丸められます。分母 d(例えば d=16)と小数値 x の場合、分数単位の総数は
n=round(x⋅d)
整数インチ部分と残りの分子は次のようになります。
w=⌊dn⌋,p=n−w⋅d
したがって値は wdp インチです。分数 dp は、分子と分母をそれらの最大公約数 g=gcd(p,d) で割ることで約分されます。
dp=d/gp/g
ミリメートル換算はインチの正確な定義から得られます。
mm=x⋅25.4
計算例
- 1/16 精度で 0.5 インチ:n=round(0.5⋅16)=8、8/16=1/2 インチとなり、0.5⋅25.4=12.7 mm です。
- 1/16 精度で 0.0625 インチ:n=1、ちょうど 1/16 インチとなります。
- 1/16 精度で 0.3125 インチ:n=5、5/16 インチとなります。
- 1/16 精度で 1.25 インチ:n=20、よって w=1 かつ p/d=4/16=1/4、141 インチとなり、1.25⋅25.4=31.75 mm です。
実用上の注意
- より細かい精度(より大きな分母)を選ぶと、より近い分数が得られますが、定規上では読み取りにくくなります。1/8 のような粗い精度はより大きく丸めるため、表示される分数は正確な小数からわずかにずれることがあります。
- 1インチあたり 25.4 mm は正確な定義であるため、選んだ分数の精度に関係なく、入力した小数に対するミリメートルの出力は正確です。
- 丸められた分数が整数に約分される場合(例えば 2.0 インチ)、計算機は整数インチ部分のみを表示し、分数は表示しません。