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有給休暇の付与計算機(PTO)

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有給休暇の付与計算機とは?

PTO(paid time off、有給休暇)計算機は、これまでに実際にどれだけの休暇を獲得したか、1年を通じてどれだけ獲得できるか、そしてその残高が何日分の休みに相当するかを示します。多くの雇用主は初日に1年分の休暇をまとめて与えるわけではありません。給与期間、週、月、または年ごとに一定の時間数を得て、少しずつ 付与 されていきます。時間が少しずつ積み上がり、消化も不規則になるため、残高が実際にどこにあるのか見失いがちです。

この計算機は、付与率、その付与率が適用されるサイクル、給与支払頻度、開始時点の残高、すでに使用した時間、経過した期間数を入力として受け取り、現在の有給残高年間付与見込み日数換算の残高 という3つの数値を返します。

計算機の使い方は?

入力するのは次の項目です。

  1. 付与率 — 1期間で得られる休暇時間。
  2. 付与サイクル — その付与率が給与期間ごと、週ごと、月ごと、年ごとのいずれであるか。
  3. 給与支払頻度 — 毎週、隔週、月2回、毎月のいずれか。これにより「給与期間ごと」が年間の期間数に変換されます。
  4. すでに付与された時間 — 開始残高(前年からの繰越であることが多く、新年度なら0)。
  5. 使用した時間 — すでに取得した休暇。
  6. これまでの経過期間数 — 付与サイクルが何回経過したか。

計算機はまず付与率を年換算し、次に積み上がった分と残っている分を求めます。

年間の期間数

付与サイクルによって、1年に何回付与率が適用されるかが決まります。

付与サイクル年間の期間数
給与期間ごと給与支払頻度で決まる(下記参照)
週ごと52
月ごと12
年ごと1

付与率が 給与期間ごと の場合、給与支払頻度がその回数を与えます。

給与支払頻度年間の給与期間数
毎週52
隔週(2週間ごと)26
月2回24
毎月12

隔週(年26回の支給)と月2回(年24回の支給)は 同じではない 点に注意してください。手計算で付与を見積もるときによくある間違いの原因です。

計算式

これまでに積み上がった時間は、付与率に経過した期間数を掛けたものです。

Accrued so far=Accrual rate×Periods worked\text{Accrued so far} = \text{Accrual rate} \times \text{Periods worked}

現在の残高は、それを開始残高に加え、使用した時間を差し引いたものです。

Current balance=Starting balance+Accrued so farHours used\text{Current balance} = \text{Starting balance} + \text{Accrued so far} - \text{Hours used}

1年を通じて同じ付与率が毎期間適用されると、年間付与見込みが得られます。

Projected annual accrual=Accrual rate×Periods per year\text{Projected annual accrual} = \text{Accrual rate} \times \text{Periods per year}

最後に、時間を日数に換算します。この計算機は標準的な 8時間労働日 を前提としています。

Balance in days=Current balance8\text{Balance in days} = \frac{\text{Current balance}}{8}

例1:隔週での付与

給与期間ごとに4時間の有給を得ており、隔週 で給与を受け取り(年26回の給与期間)、年初の残高は0、すでに16時間の休暇を取得し、13回の給与期間が経過したとします。

まず、これまでに積み上がった時間:

Accrued so far=4×13=52\text{Accrued so far} = 4 \times 13 = 52

取得した分を差し引きます:

Current balance=0+5216=36\text{Current balance} = 0 + 52 - 16 = 36

1年を通じて同じ付与率が適用され続けます:

Projected annual accrual=4×26=104\text{Projected annual accrual} = 4 \times 26 = 104

そして休暇日数にすると:

Balance in days=368=4.5\text{Balance in days} = \frac{36}{8} = 4.5

つまり現時点で 36時間(4.5日) が利用可能で、今年は 104時間 の有給を得る見込みです。

例2:月ごとの付与

次に、制度で月8時間が付与され、開始残高0、まだ何も取得しておらず、6か月が経過した場合:

Accrued so far=8×6=48\text{Accrued so far} = 8 \times 6 = 48 Current balance=0+480=48\text{Current balance} = 0 + 48 - 0 = 48 Projected annual accrual=8×12=96\text{Projected annual accrual} = 8 \times 12 = 96 Balance in days=488=6\text{Balance in days} = \frac{48}{8} = 6

半年経った時点で、年間見込み 96時間 のうち 48時間(6日) が積み上がっています。

よくある質問

なぜ日数換算で8時間を前提にするのですか?

8時間労働日は多くの休暇制度における標準的なフルタイムの慣行なので、計算機は時間残高を8で割ります。異なる勤務形態(7.5時間労働日、週4回の10時間シフトなど)で働いている場合は、時間残高を ご自身の 1日あたりの労働時間で割ってください。時間の数値が常に正確な値であり、日数はあくまで便宜的な換算です。

付与率には何を入力すればよいですか?

就業規則や給与明細に記載された数値を、そのままの形で使ってください。規程に「給与期間ごとに3.08時間」とあれば、3.08 を入力して 給与期間ごと を選びます。「年10日」とあれば、1日の労働時間を掛けて(10 × 8 = 80時間)、80 を入力し 年ごと を選びます。

付与率が月単位なのに、なぜ給与支払頻度が関係するのですか?

関係しません。給与支払頻度は付与率が 給与期間ごと に表されている場合にのみ使われます。1年に給与期間が何回あるかを調べる必要があるのはその場合だけだからです。週ごと、月ごと、年ごとの付与率はそれ自体で年換算できます(52、12、1)。

残高がマイナスになることはありますか?

あります。獲得した時間より多く取得した場合、計算機はマイナスの残高を表示します。将来の付与を前借りする形で認める雇用主もいれば、認めない雇用主もいます。マイナスの結果は、単に現時点で付与済みの時間を使い過ぎていることを示しています。

付与上限や繰越制限は考慮されますか?

いいえ。多くの制度では積み立てられる残高に上限があったり、翌年に繰り越せる時間数が制限されていたりします。この計算機は上限のない素の付与額を計算するため、制度に上限がある場合は結果と照らし合わせてください。見込み残高が上限を超えるなら、上限に達した時点で付与は止まります。

有給を金額に換算するには?

時間残高に時給を掛けます。年収しか分からない場合は、年収から時給への計算機 が換算します。退職時の未消化有給の買い取りは、地域の法令と雇用契約によって決まる点に注意してください。すべての法域で義務付けられているわけではありません。

追加のシフトも入っている場合は、残業計算機 がその時間の価値を算出し、年収計算機 が1年を通じた合計を示します。

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